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『「日本人論」再考』読感

読後の私見「日本人論」 日本の地理的歴史的背景から侵略された経験がないため、ヨーロッパの特にキリスト教文化圏の、民族、宗教、言語、血統、土地、教会の威光、思想、国家などを根拠として、他者との関係性から「Ich..Ich..」と自らの存在意義を規定して…

世界共通通貨を「感謝」に〜資本主義社会の終焉に向けて〜

この度、資本主義社会からの脱却のための施策を考察した。 以下の3点を実行に移すことを提案する。 世界共通通貨を、各国の言葉での「感謝」という単位にする。 「1感謝」は、各国の現時点の通貨での「パン一個」の値段でレート換算する。日本ならば1感謝…

現代社会への考察2

現代社会への考察 - ■[ideate]idegで示した現代社会に停留する問題を解決するための、今後の個人と社会の在り方を考察する。個人の社会に対する存在意義と、社会全体の方向性の在り方への考察である。そこでは個人の在り方を以下のように記した。 今後は社会…

農業への考察

日本の農業のあり方について提案をしたい。JAと同等の機能をもつ民間企業の参入を喚起するような、国の政策による経済の整備を行うことを希望する。JAとの競争原理を生じさせる。 企業は農作物と加工品の生産の企画、海外を含めた販売ルートの開発、計画され…

現代社会への考察

現在は経済成長を望むことはできず、以前のようなフリーターとしての生き方を取ることは困難となった。ひきこもり、親の年金受給での生活等、社会への積極的関わりを持たない生き方も問題となっている。現在の日本社会には、個人が社会に参加する意義を示す…

「神」についての考察

人類が認識可能な範囲を超える存在と定義される「神」という概念の、その本質と想像される存在の証明。人類が持つ概念の物差しで「神」を論じたとしても、それは人類が想像できる範囲での「神の概念」であり、「目隠しで象を触る」ようなものである。無神論…

考察7

外界を説明するには人間の存在は小さすぎたため、人間を超越し外界を創り動かしている能力を持つ目には見えない存在を(想像)創造した。人間にとって世界は生活するには厳しい自然環境であったため、外界を創った存在(神)とは、自然の摂理に沿わない生き方…

社会問題のお金による対処手法への疑問

社会問題の解決をお金の動かし方に求める考え方に根本的な間違いがある。お金はコミュニケーションツールであるため、人々の互いの意志疎通に分裂をもたらす。お金の動かし方に問題解決を求めれば、人々の動機はお金に向かい、互いの意志疎通は滞り、各人の…

領土の侵略への考察

領土の侵略は帰属する社会の自我の拡大と発達ゆえに必然的に生じた。人類の脳の発達と自我の成長に伴い、外界を認識する能力は拡大し、自我は外界に対するより深く広い認識による征服を欲した。 その欲求は倫理性を考慮する以前の、自我の自然発生的な「機能…

お金を廃した社会システム考察

前提 ほとんどの人は、肉体的満足への活動か、自己の存在意義を映し出してくれる鏡を外界に求める活動を、日々繰り返しているだけにすぎない。 お金はコミュニケーションツールであるため、人々の分離を生み出す。労働の対価であるため、パワーを生み出す。…

キリスト教について

キリスト教、少なくとも神学は、石畳で舗装された文化の上に、人間の自我が作り上げた、人間が考えうる最上の良心と権力者の人間統治に好都合な作用をもたらす目的で構築された物語(教義)である。 物語によって自我は安定し、物語を共有することで、社会と…

釈迦について

釈迦の教えは、自我が創出した神話の概念を否定し、概念を思考する自我をも否定する生き方を説いたものである。 宗教での「神」は人間の自我が創出した神話上の脳内の概念であることを指摘する。神話の概念から離れ、外界の原因と結果のパターンを自我のない…

「日本論」考察

かつては「世間体」「親孝行」「職人魂」「愛社精神」「人情深さ」「仁義に厚い」「家族を養う」「おやじ」「おふくろ」等の、外部にある物語に自分を重ね合わせた。その社会が共有し社会を構成していた物語は、グローバル化、価値の多様化、物的豊かさによ…

意識の発生

人間の脳が発達したおかげで、外界の原因と結果の繰り返しパターンを発見し記憶する能力がついた。原因と結果の変化から時間の流れを感じ取り、変化の差分から外界を知覚する自己の存在を感じ取る能力がついた。 人間同士がコミュニケーションを取り共同活動…